- 2010年6月15日 19:39
- IT
ここでは Visual Studio を利用して、 XSLT をデバッグする方法、つまり XSLT をパースして XML に適用した結果を得る方法について説明します。
僕の環境は Visual Studio 2008 Professional ですが、Visual Studio 2010 Professional でも同様のことが行えるはずです。どちらも学生ならば DreamSpark から無料でダウンロードできます。
XML と XSLT の簡単な説明
- XML
- テキスト形式のデータにタグをつけた(構造化した)もの。またはそのタグ。
- XSLT
- XML を読み込んで変換する方法の一つ。だいたい内容をそのままに、タグを付け替えたり文章の順番を入れ替えたりすることができるとおもっておけばOK。実際には何でもできる。注意すべき点として、XSLT 自体も XML を使って書かれている。
XML は最近流行りのなんでもやさん形式です。XML っていう形式自体にはテキストファイルってぐらいの意味しかなくて、中身がポエムなのか C++ のプログラムなのかは中に書いてある文字を読まないとわかりません。XML を使用している有名なファイル形式には、XHTML とか RSS (いわゆるRSSリーダで読まれるファイルの実態)なんかがあります。
なぜ Visual Studio を使用するべきか。
とりえあず、 Visual Studio ならプログラミングだけでなく XML(XHTML,XSLT) においても InteliSence (Visual Studio の自動補完) が使用できます。
ちなみに DTD にも InteliSence が効いてびっくりしました。
タグの対応がとれてないとオンタイムで警告してくれます。
どうすれば Visual Studio で XSLT を使えるのか
使用法的にはなにも難しいことはないです。
1.Visual Studio で XSLT ファイルを開く
普通に開いてください。ファイルがなかったら foobaa.xslt ってファイル名の空のファイルを作って開きましょう。
XSLT が適用される XML ファイルじゃなくて、XSLT ファイルを開くところが重要です。
2.メニューから XML -> XSLT デバッグ、を選択
と、メニューから選ぶと XML ファイルを選択する画面が出てきます。
XSLT を適用したい XML ファイルを選択すると、新規ウィンドウで XSLT を適用した結果が表示されます。
本気でこれだけです。
Alt を押したまま X を二連打って覚えると楽です。
その他
- 間違った XML ファイルを選択したら
- 回復方法はない? いったんファイルを閉じればおけ
- エラー
- Visual Studio がわりかし詳細なエラーログを提供してくれる。
参考リンク
- Microsoft Visual Studio 2008 製品ラインの概要
- Extensible Markup Language (XML) 1.1 (Second Edition)
- XSL Transformations (XSLT) Version 2.0
XML 自体、または XSLT に関して参考になるリンク
- The Web KANZAKI -- Japan, music and computer
- 日本語のサイトではここが一番古くかつ読みやすいと思う。XML,XSLT に関する簡単な説明を含む、広くセマンティックウェブに関する話題。考え方がしっかりしてる。
- たのしいXML: XML/XHTML入門ページです
- 昔よく参考にしました。解説方法がなんとも言えないという意見は認めます。
よくつかう(であろう)Visual Studio の機能とショートカットキー
- Ctrl + Space
- 明示的なインテリセンス起動。自動補完をきかせる
- エディタのタブを右クリック+垂直タブグループの新規作成
- Visual Studio に別々のファイルを並列に表示させる。ちなみに同じファイル(の異なる場所)を開くのは、「ウィンドウ」から「新規ウィンドウ」
- Ctrl + Tab
- 開いているファイルを切り替えられる。(アプリケーション内での Alt + Tab)ちなみに Photoshop でも同じ方法でファイルを切り替えられる(はず)。